私は検査の結果、風疹の抗体が低い(16倍)ことが判明し風疹ワクチンを受けました。
風疹は初期の妊婦が感染すると、胎児に障害などの影響が出る可能性があるため、抗体が低い場合はワクチン接種が推奨されています。
この記事では、実際に受けた風疹ワクチンの体験談をご紹介します。
風疹の抗体が16倍に下がる。
私の場合、以前は問題なかったのに数年後に再度検査すると抗体が下がっていました。
抗体が下がるとは思っておらず、妊活を始めてから風疹の抗体検査を受けていなかったことを後悔しました。
4年前には十分に抗体があったのにショック。
抗体検査の費用は自治体の補助もあったりするので、妊娠を考えているなら早めに今現在の風疹の抗体検査をしておくことをおすすめします。
抗体検査費用は妊娠希望の女性なら無料の場合があります
抗体が16倍の場合、免疫がないわけではないが接種を推奨すると言われました。
16倍では基準値は超えていますが、接種を推奨します。
風疹ワクチンは打つべきか。
妊娠期間の感染防止ができる。
妊娠初期に風しんに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性があります。
妊娠前に風疹ワクチンを打っておけば、胎児への感染を防ぐことができますし、妊娠中に余計な心配をせずに済むでしょう。
コウノドリという産婦人科医のドラマで見た風疹の回にも影響を受けました。
打った後は2ヶ月の避妊期間が必要
風疹のワクチンを打つ最大のデメリットは、2ヶ月間の避妊が必要なことです。
ワクチンの胎児への影響がおさまるまで、2ヶ月間は妊活ができないことになります。
1年で12回しかない妊娠の機会を2度も失うことは、妊娠を急いでいる人にとっては特に悩ましい問題です。
風疹ワクチン当日の体験談。
2ヶ月妊活できず惜しい気持ちもありましたが、万が一風疹にかかり子供に影響が出たら、ワクチンを打たなかったことを一生後悔するかもしれません。
妊娠中はただでさえ心配なことが多いので、少しでも不安を取り除くため、将来生まれてくる子供のためにも、風疹ワクチンを受けることにしました。
妊活中、いつ何回打った?
風疹のワクチンは妊娠中には打てないので、妊娠していないことが確実な次の生理が来てからすぐに電話で予約を入れました。
避妊期間をできるだけ最短に。
風疹ワクチンを打ったのは1回だけです。
念のため3ヶ月後に抗体がついているか採血して確認するということでしたが、何度打っても抗体が上がらない場合もあるので、追加接種はしないとのことでした。
大人が打った後の副反応、熱は?
当日は医師の診察はなく、問診票を記入するとすぐ看護師さんにワクチンを打ってもらえました。
風疹ワクチンの場合は副作用はほとんどないと説明があり、実際に2ヶ月間何ごともなく普段どおり過ごせました。
コロナワクチンに比べると、本当に打ったのか不安になるくらい副反応がなかったです。
風疹ワクチンの費用や助成。
風疹ワクチンの費用はいくら?
大人の風疹ワクチン費用は、妊娠を希望する女性(あるいはその配偶者)であれば自治体で補助を受けられる場合があります。
私の場合、窓口での風疹ワクチンの費用は自費で11,000円でした。
病院によってワクチンの費用は異なります。
後日に費用を補助申請。
私の地域の場合は、後から郵送で書類申請して返金してもらう形を取っていました。
少し面倒ですが、必要な書類を郵送し申請しました。
住んでいる地域によって必要な書類は変わってくるので、ご自身の申請方法をお調べくださいね。
支払い時の領収書+明細書の原本が必要!捨てないように!
申請してから返金があったのは約2ヶ月後でした。
実際の窓口負担が11,000円、返金は10,263円でした。
私の場合、返金額には上限があり窓口で支払った金額とは一致しませんでした。
全額返ってくるわけじゃないけどありがたい
2ヶ月はリフレッシュ期間に。
風疹ワクチンを受けた後は、2ヶ月間妊活をお休みする必要があります。
このお休み期間は、生モノやお酒も含め美味しいものを好きなだけ食べたり、重めの筋トレや勉強など、妊活のために我慢や後回しにしていたことを集中的にやる期間にすると、思っていたより早く過ぎました。
親知らずの抜歯など、妊活中や妊娠中にできないことをこの機会にしました
妊活を長く続けていると、いつまでこの状態が続くのかと気が滅入りそうになる時もあるので、避妊期間は良いリフレッシュの機会です。
一旦妊活のことなど忘れて、我慢していたことや好きなことをとことんやるのに使うのはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。