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不妊治療病院の初診の様子。
妊活開始5ヶ月(自己妊活3ヶ月+産婦人科2ヶ月)かかっても妊娠しなかったので、不妊治療の専門病院を受診することにしました。
初めて受診すると、同年代や自分より若い人もたくさん来られていて「私だけじゃないんだ」と少し安心しました。
初診では電話で「3時間くらいかかります」と言われていましたが、本当に病院を出るまで3時間かかり、ほどんどが待ち時間でした。
私の受診した病院では、診察の前後に看護師さんと話す機会あり、先生には緊張して言えなかったり聞きづらかったことも確認できたのがとてもよかったです。
【初診の流れ】
・受付
・看護師さんの問診
・医師の診察
・簡単な内診
・採血&看護師さんより次回の説明
・会計
初診での検査と費用。
不妊治療病院を始めて受診すると、通常は検査から始まります。
周期に合わせた検査もあるので、全ての検査を終えるのに約1〜2ヶ月かかります。
周期的にタイミングがあっていたので、子宮卵管造影などの検査もできるかなと少し期待していたのですが、初診の検査は周期に関係なく超音波と採血のみでした。
初診予約の際に、初診の費用は全部で3万円くらいかかると言われていました。
私の場合は他院で行った検査を省略してもらったものの、やはり実際に2万5千円くらいかかりました。
不妊治療が保険適用になったとはいえ、不妊検査に関しては自費の場合が多く痛い出費となりました。
周期に合わせた検査と費用。
初診の後は周期に合わせて必要な検査を行います。
周期ごとのホルモン検査。
妊娠に関わるホルモンが正常に出ているかチェックするため、各周期ごと(月経期・排卵期・黄体期)に必要なホルモン検査があります。
検査は全て採血で行い、費用(保険適用)は数千円/1回でした。
ホルモン検査のために、週1のペースで1ヶ月間、病院を受診しなければならないのが少し面倒でした。
卵管造影検査。
卵子を運ぶ卵管が通っているかを確認するため、卵管に造影剤を通す検査を行います。
時期は周期7〜10日目くらい、費用は7000〜9000円(保険適用)ほどです。
この検査は不妊検査の中でも初期に行われる基本的な検査でありながら、痛みを伴うことがあるので体へ負担がかかる検査だと言われています。
ただこの検査をすると卵子の通り道が掃除されるので、数ヶ月は妊娠率が上がるといわれています。
男性の検査と費用。
夫には病院に来てもらうつもりはなかったのですが、男性も必ず一度は受診が必要ということでした。
不妊治療は夫婦で受ける必要があると思っておいた方がいいと思います。
男性側はいつでも検査でき、検査の項目も少なく、検査による体の負担も少ないので羨ましいなぁと思いました笑。
感染症の血液検査。
男性側も血液検査(自費)を行います。
女性より検査項目も少なく採血量も少なかった(採血管1本分のみ)そうです。
はしかの検査も入っていなかったので、ついでにやってほしかったなと思いました。
精液検査。
あらかじめ容器を持ち帰り、自宅で採取して2時間以内に病院へ持って行きます。
血液検査と同時にすれば1回の受診で済むので、夫が自分で1人で持って行き、検査結果もすぐに出るので1人で聞いてきました。
結果は特に大きな問題はないとのことでした。
最初の不妊治療:タイミング法。
不妊治療の病院を受診すると、少しでも時間を無駄にしないため、各種検査と並行して治療も開始することになりました。
私の受診した病院では、予約を入れた時に「検査のみでは受けつけておらず治療も行いますがよろしいですか?」と確認がありました。
それでも気持ちの上では「まずは検査から」と思って受診すると、初診でHCG注射の話が出てきて少し驚いたので、初めて行く方は治療のことも頭の片隅に入れて受診するのがいいかもしれません。
12〜14日目:卵胞チェック&注射。
超音波検査で卵胞の大きさを確認します(20mm以上なら排卵間近)。
排卵を促進する注射をする場合は、このタイミングで行います。
注射をすれば、24〜36時間後に排卵する確率が上がるので、タイミングをとりやすくなります。
22日目頃:排卵したかの確認。
超音波検査で排卵が行われたかどうか(卵胞がなくなっているかどうか)を確認します。
比較的年齢に余裕がある場合は、この治療方法を数ヶ月繰り返すことになります。
まとめ。
はじめて不妊治療病院を受診する時は勇気が入りましたが、行ってみたら何のことはなく、同じような年齢の方達がたくさん治療を受けていました。
1人で悩んでいるよりも専門家に相談できる方が不安を取り除くことができますし、検査などやることも次々にあるので自分が少しでも前に進んでいる気がして楽になります。
受診を迷われている方は、1人で悶々と悩み不安を抱えているなら、病院を受診し検査だけでも受けてみることをおすすめします。