ひとはなでいただいたオリーブの木を室内で育てて3年目になります。
賃貸のアパートに住んでいるので、鉢植えのまま室内で育てることにしました。
しかし、オリーブの木は日光が大好きで、背丈も大きく育つ植物。
地植えじゃないと厳しいかな?と思っていましたが、意外に室内でも順調に成長してくれています。
この記事では、オリーブの室内×鉢植えでどのように育てているのかご紹介します。
庭がないから育てられない。大きくなっても困るし。
室内で鉢植えでも育てられます。
オリーブの木の室内での育て方。
水やりの頻度とタイミング。
水やりのタイミングは、鉢の表面が乾燥していて、鉢を持ち上げて軽くなったと感じるころです。
水やりした後の鉢の重さを感覚で覚えておくのが良いです。
季節によっても変わってくるので、乾燥の影響を受けやすい新芽に元気があるかも確認するようにしています。
このような作業が面倒だという場合には、水やりのタイミングがわかるチェッカーが安価で売られているのでおすすめです。
水やりのタイミングが来たら、鉢底から水がボトボトあふれるまでたっぷりをやります。
室内だと葉っぱにホコリが溜まるので、お風呂場でシャワーを上から浴びせると、ホコリも取れて一石二鳥です。
鉢を運ぶのがちょっと大変ですが泣
根腐れ防止のため、鉢底は浮かせています↓
参考:観葉植物 基本の水やり
日当たりとLEDライト。
オリーブは日当たりの良い場所を好む植物です。
我が家の場合、現在は北東からの自然光のみでなんとか育っています。
季節によりますが、直射日光が当たっているのは、朝のほんの1時間くらいです。
真北でなければなんとか育ちそう。
一度自然光だけで挑戦してみるのもありかも。
しかし、やはり少し葉っぱが寂しい感じなので、自然光だけでうまく育たない場合は、植物育成ライトの使用をおすすめします。
五千円くらいのライトでも効果は抜群でした。ライトを当てた部分から新しい芽がたくさん伸びるようになりました。
植物育成ライトの選び方ですが、人が暮らす室内で使うことを考えて購入するのがおすすめです。
また、以前使っていたライトはクリップ部分が重さに耐えきれず1年ほどで壊れたので、今は使えていません。
なので購入するなら、このようなクリップが別売りの植物育成ライトをおすすめします。↓
使っている土と肥料、虫対策は?
土はこちらを使っています↓3年目ですが特に問題なく使えています。
虫も今のところ一度も発生してませんが、鉢植えにコバエが大量にわいた時はいつもこちらを使用しています↓
肥料は毎年3月・6月・10月に固形肥料を土の上に置くだけなのでとても楽です。
参考:観葉植物 肥料
室内オリーブの冬の対策は?
室内オリーブの冬の対策は、水やりの頻度を減らすくらいです。
気温が低いと土の乾燥が遅いため、夏と同じ頻度で水やりすると調子が悪くなる可能性があります。
水やりチェッカーを使っていれば、自然に水やりの頻度が落ちます。
冬はもともと、オリーブの成長が緩やかになる時期です。
木に変化がなくて不安になるかもしれませんが、春になればまた元気に成長してくれるので心配ありません。
我が家は関西なので、もっと寒い地方ではさらなる対策が必要かもしれません。
オリーブの難易度は?難しい?
オリーブは葉を楽しむだけなら、水と日当たりだけ気にしていれば、普段は放置していても育ってくれるので難易度は高くないと言えます。
日頃は7日〜10日に1回水やりするだけで放置です。
一度元気がなくなっても、水やりの頻度や日当たりなど試行錯誤すればまた復活してくれることもあるので諦めないでください。
葉が落ちる・枯れる時の対処法。
オリーブに元気がない時は、まず水やりや日光の過不足がいないか、肥料・植替え・剪定の時期や方法が合っているかをもう一度確認してください。
手入れ | 頻度 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
肥料 | 年3回 | ● | ● | ● | |||||||||
植替え | 3年ごと | ⬅️ | 〜 | ➡️ | |||||||||
剪定 | 年2回 | ⬅️ | 〜 | ➡️ |
黄色くなってポロポロ落ちる。
オリーブはもともと葉が生え変わる植物のため、新芽が成長していれば、古い葉が黄色くなって落ちる分には問題ないようです。
特に5〜6月は葉が生え変わる時期なので心配なし!
オリーブの葉が丸くなる。
葉が丸まるのは水不足が原因のことが多いようです。
我が家のオリーブは、妊娠中に重い鉢を動かせず、土だけに水をやっていたら葉が丸まってしまいました。
水やりするタイミングを見逃さず、なおかつ葉にも土にもたっぷりと水をやるのがコツです。
お風呂場で上からシャワーをかけるのが一番おすすめです!
オリーブの剪定について。
手入れ | 頻度 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
肥料 | 年3回 | ● | ● | ● | |||||||||
植替え | 3年ごと | ⬅️ | 〜 | ➡️ | |||||||||
剪定 | 年2回 | ⬅️ | 〜 | ➡️ |
オリーブは、室内×鉢植えでは特に剪定が必要です。
なるべく小さく丈夫に育てたい。
成長期前の2月〜3月には木の骨格を決める強剪定、春先に全体の形が崩れてきたら、必要のない枝を切る間引き剪定を行ってください。
3〜4月に間引き剪定。
まずは、どんな形の木にしたいのか最終的な全体像をイメージしながら切っていきます。
元気よく上に向かって突出して強く伸びる枝は切ります。
他の枝と平行して生えている枝はどちらかを残して切ります。
地面に対して下向きに生えている枝も間引き剪定の対象です。
オリーブの植え替えについて。
手入れ | 頻度 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
肥料 | 年3回 | ● | ● | ● | |||||||||
植替え | 3年ごと | ⬅️ | 〜 | ➡️ | |||||||||
剪定 | 年2回 | ⬅️ | 〜 | ➡️ |
オリーブの植替え時期は2〜3年に一度、春先の3月〜5月です。
葉っぱの伸びが鈍くなってきて、そろそろ鉢がパンパンだと思ったら植替えをします。
数日前に水やりをしておくと、土が湿っていて出しやすいです。
根っこがびっしりついている場合は少しほぐしてあげます。
新しい鉢には鉢底ネット・鉢底石を順に入れます。
鉢底石の上に鉢の1/3程度(2〜3㎝)の土を入れます。
株が鉢の真ん中に水平になるようにオリーブの株を入れます。このとき正面をどちらにするかも決めます。
周りの土も入れていきます。鉢のふちから2〜3㎝下まで土を入れたら完成です。
植替え直後のオリーブには、鉢底から水が滴るまでたっぷりと水をやります。
植替え後の1週間ほどは養生期間になります。
光合成は体力を使うので、日光やライトは当てず、明るい日陰でそっとしておくようにします。
オリーブは室内&鉢植えでも育つ
(ひとはなより)
オリーブは家の中&鉢植え&少ない日光でも成長します。
3年間枯れずに育っていますよ!
自宅に緑があると気分が上がり、手入れをしていると不思議と心が落ち着くんですよね。
忙しい現代は、特に日常に緑が必要だと感じます。
オリーブは手間がかからず、室内でも十分育てることができる丈夫な木ですので、ぜひ室内でトライしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。