母乳が出過ぎるという問題。
産後1ヶ月で母乳過多。
生後3ヶ月の子供を育てています。
私は見た目が貧弱で?、どうせ母乳もそんなに出ないだろうと思い、混合を希望していました。
しかし産後3週間でミルクがなくても回せるようになり、産後1ヶ月で母乳の生産量が子供の必要量を大きく上回ってしまうようになりました。
例えば産後1ヶ月目のとある日には、子供が実際に飲んだ量100mlに対して母乳の生産量は180mlと80mlも飲み残されています。(※夜は搾乳して与えていました)
子供が飲む量以上に母乳が出てる
母乳は出ればいいわけでもない。
世の中には、母乳が出なくて悩んでいる方がたくさんいる中で「なんて贅沢な悩みだ!」と思われがちですが、たくさん出るからといって楽なわけでもないんですよね。
母乳過多の場合は出過ぎるがゆえの苦労があります。
出るんだからいいでしょ?
母乳がいっぱい出て辛い!
減らしたい!
バランス良く全員に必要な量が出たらいいのにと嘆きたくなりますが、体質やホルモンへの感受性など母乳の量は個人差が大きく思うようにはいかないのが現状のようです。
母乳育児って本当に奥が深いです。
母乳過多で困っていること。
母乳でむせる、ギャン泣きされる。
授乳の初めは大量に母乳が出てくるので、赤ちゃんが飲みきれずにむせてしまうことがあります。
あふれる母乳で溺れかけたり、顔中に母乳を浴びたりして、子供がかんしゃくを起こし、ギャン泣きされます笑。
毎回、射乳反射を起こしてから飲ませるようにしています。
毎回授乳前に少し絞ってからあげるようにしていますが、泣かれて焦っているとたまに忘れます笑。
母乳パッドが手放せない。
少しでも刺激があると射乳反射でそこらじゅうが母乳でびしょびしょになるのが困ります。
お風呂上がりは必ず着替えのブラにつけてセットしてる
また授乳のたびに毎回交換するとなると、おむつと同じくらいの出費になっていて地味に辛いです。
母乳パッドで胸がかぶれてしまっていたのですが、こちらに変えてから夏でも全くかぶれなくなったのでとても助かりました。
常に飲み残されてスッキリしない。
母乳の需要と供給が一致せず、常に飲み残されるのでいつもモヤモヤしてしまいます。
子供が必要な量を上回るペースで母乳が絶えず生産されているので、授乳後もおっぱいがふにゃふにゃにならないです。
また、おっぱいがパンパンで飲んでほしい時に限って、なかなか飲んでくれないとイライラしてしまいます。
胸が痛くて自分の方が子供より先に起きることが多く、早く起きないかなと夜中に子供の寝顔をじーっと見つめている自分がいます笑。
早く起きて飲んでくれー。
おっぱいが大変なことに!
Zzz・・・。
片方しか飲まず足りてるか不安。
満腹中枢が発達してきた生後2ヶ月ごろから、片方だけで授乳が終わることが多くなりました。
両方飲むのは1日に1回程度。2つ目のおっぱいに行こうとすると「もういらない!」とギャン泣きされます。
新生児の頃は両方飲んでいたので、必要量をちゃんと飲めているのかいつも不安になります。
僕は片方のパイだけで十分です・・・zzzZ
長時間外出できない、寝れない。
おっぱいが3時間くらいでパンパンに張ってしまうのが辛いです。
搾乳なしには3時間以上の外出ができないので、美容院でカラーをするくらいがギリギリ。
子供だけでなくおっぱいの管理も必要なので、旅行に行くのに躊躇してしまいます。
夜も胸が痛くて起きてしまうので、3時間以上は連続で寝れず。
授乳を続けている限り、3時間睡眠+搾乳+3時間睡眠が続き、しっかり寝れた気がせず常に睡眠不足です。
深夜に一度起きて圧抜きしないと朝までもたない泣
常に乳腺炎が怖い。
常に乳腺炎の危険と隣り合わせです。
ふと何かに熱中していたり、アラームをかけ忘れて夜に寝過ごすことがあったりすると、気づいたら胸がパンパンになっていて慌てて搾乳することが日常茶飯事です。
私は、夜間の授乳間隔が空いてきたときに、油断していたらおっぱいが詰まり、大きなしこりができ慌てて母乳外来に駆け込んだことがあります。
気を抜くとすぐ乳腺炎になってしまうので油断ができないのが悩みの種です。
大きなしこりができたときは怖かった!
悩みをわかってもらえない。
世の中では母乳が出なくて悩んでいる方が多いようで、母乳が出過ぎて困っていると悩みを誰かに相談しにくいです。
母乳40mlの混合で育てているママ友に母乳量を聞かれ、ごまかしたことがあります笑。
私は40mlくらいなんだけど、どれくらい母乳出てる?
100mlくらいかな?
(本当は200ml以上・・・。)
贅沢な悩みと思われるような気がして、誰かに相談したくても同じ悩みを共有できないのが辛いです。
母乳過多の減らし方。
搾乳しすぎない。
搾乳をすればするほど母乳が作られてしまうので、できるだけ搾乳しすぎないようにしています。
例えば200ml搾乳できたとしても、150mlくらいに留めるように少し残しておきます。
完全に絞り切ってしまうと張り返しが辛いです(おっぱいが慌てて母乳を大量生産し、すぐにパンパンになる)。
乳腺炎が怖いしスッキリしたいから、つい全部絞っちゃうけどね笑。
水分を控える。
母乳を減らすために、特に寝る前は水分を控えるようにしています。
母乳の80%以上は水分と言いますが、確かに水を飲むと見事にすぐ胸がパンパンになってしまいます。
「赤ちゃんのために水分を取らなくては!」と必死になって水を飲みがちですが、母乳過多の場合はそこまで意識して取る必要はないと思います。
授乳中はすごく喉が乾くので、結局がぶ飲みしてしまうけどね笑
赤ちゃんの哺乳量に近づける。
母乳の生産量と赤ちゃんの飲んだ量をなるべく合わせるようにし、自分で搾乳しないようにしていました。
耐えられないほどパンパンに張ってきたら、圧を抜く気持ちで軽く絞るようにしています。
おっぱいに母乳をこれ以上生産する必要がないことを学習させるためです。
3日くらい続けていると、3時間で耐えられなくなかったのが4〜5時間は持つようになりました。
ただしパンパンに張っているのに絞るのを忘れたりすると、乳腺炎になる危険があるので注意が必要です。
※母乳外来など専門機関の指導を受けるか、自分で行う場合はご自身の責任でお願いします。
でも母乳が出て嬉しい。
産後2ヶ月になった頃、おっぱいに大きなしこりができて母乳外来に行きました。
すると母乳過多がめずらしいのか、助産師さんに羨ましいと褒められ動揺したことがあります。
しかし、いいおっぱいしてるねぇ!
いいおっぱいとは・・・??(汗
人と比べたことがなかったので、母乳が有り余るほど出るのは恵まれていることなのだと改めて実感しました。
日々の管理はとても大変ですし、周囲に悩みを理解してもらえないのが辛いところはありますが、
それでも完全母乳なので、赤ちゃんに十分に免疫を渡せているはずですし、赤ちゃんは好きなだけ母乳が飲めてすくすくと育つし、ダイエットしなくてもご飯やお菓子がたくさん食べられるのは嬉しいですし、メリットもたくさんあります!
もう少し月齢が大きくなれば、赤ちゃんもたくさん飲めるようになるので、スッキリ飲んでもらえるようになるはずです。
生後4ヶ月から飲む量が増えて少し楽になりました。
それまで数ヶ月の辛抱です。悩みは尽きませんが、日々の管理を一緒に頑張りましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
関連記事:【子育て・育児】新生児〜生後2ヶ月に買ってよかったおすすめグッズ。寝かしつけやお世話など。