式場との二ヶ月前打ち合わせ。
結婚式2ヶ月前に、式場との2回目の打ち合わせがありました。
式場との2ヶ月前の打ち合わせは、一番ボリュームがあって内容も濃く、自分たちの希望や理想の結婚式をプランナーさんに伝える場になります。
パンフレットやホームページに掲載されている結婚式をイメージしていると、初期見積書の予算内では実現が難しいこともあります。
時間も気力も予算も限られているので、ここで話し合う項目については、自分たちがどうしたいのか、予算はどれくらいかけられるか、事前に方針を決めておくといいです。
ノートやスマホなどにまとめておくと伝えやすいです。
私の場合は、3時間に及ぶ打ち合わせでしたが、会話はスムーズに進み、あっという間に感じるほど楽しかったです。
第2回目の打ち合わせで話し合ったことは、以下のようなことです。
挙式スタイルについて。
挙式スタイルを「キリスト教式・人前式・神前式」のどれにするか決定します。
私は特に信条もこだわりもなく、「バージンロードを歩く」とか「指輪の交換をする」など、
結婚式っぽいことがやってみたかっただけなので、ゲストの前で誓う「人前式」を選びました。
【挙式全体の流れ】
①列席者入場
②新郎新婦入場
③誓いの言葉
④指輪の交換
⑤ベールアップ・誓いのキス
⑥指輪の披露
⑦結婚証明書に署名
⑧ゲストによる結婚の承認
⑨閉式の言葉・退場
人前式では、自分たちで考えた誓いの言葉を、結婚証明書に記しサインを行うという流れになります。
指輪交換の時に指輪を置くリングピローは自分たちで用意していいということだったので、以前から気になっていた真鍮のガラスケースを購入して自作することにしました。
Feyarl ジュエリーボックス ジュエリー入れ リングピロー ジュエリー収納 ガラスボックス 六角形 ゴールド 7.5cm
装花について。
次に結婚式会場の装花についてです。
お花についてはこだわりたい方も多いのではないでしょうか?
ただ注意点としては、初期の見積書は最低・最小限の装花料金で計算されている一方で、式場のパンフレットやホームページの装花は最上ランクで映え映えモリモリに飾り付けしてあるので、
いざ装花について考えた時、どう考えても花が寂しい気がしてついつい追加したくなります。
(これはもう本当に詐欺に近い!笑)
また、装花は披露宴会場内だけでなく、挙式会場やバージーンロード、ウェルカムスペースにも追加でき、欲を出せばキリがありません。
素敵な会場を選んでいれば、あえて装花をモリモリ派手にしなくても、逆にシンプルにする方が会場の良さを引き立てることができることもあります。
装花に関しては、予算とのギャップに面食らいますが、どうか冷静に、どうしてもこだわりたい箇所だけ厳選し追加すると良いです。
料理について。
料理については、少し無理をしてでもランクを上げた方がいいと思いました。
料理の見栄えやおいしさがゲストの満足度に直結するからです。
【料理のメニュー】
・前菜
・スープ
・魚料理
・肉料理
・デザート
私の結婚式場では、各メニューに4つのランクの料理が用意されており、組み合わせを選ぶという形でした。
一般的には前菜やスープよりも、メインとなる魚や肉料理のグレードを上げる方が多いようです。
デザートについては、デザートビュッフェへのランクアップを勧められましたが、アラサーのゲストが多いのでそんなに食べないだろうし、ウェディングケーキもデザートとして切り分けられるので、ランクアップせずに正解でした。
ウェディングケーキについて。
ウェディングケーキは「2人の初めての共同作業」の定番イベントをやるなら必須です。
しかしやはり、初期見積書の予算内で選べるのは1段の平べったいケーキしかなく、結婚式でよく見る数段重なった大きなケーキは価格が相当上がります。
ここでも、自分がどれくらいケーキにこだわりがあるかで決めるのがいいと思います。
オーダーメイドのケーキを作る方もいますし、イミテーションケーキが使える式場もあるかもしれません。
私の場合は、ケーキに全くこだわりがなく、見栄えのパッとしないケーキを選ぶくらいならいっそのこと、ケーキはなくてもいいんじゃないかと思えてきました。
プランナーさんに聞いてみると「2人の初めての共同作業」は演出としてあった方がいいんじゃないかとのことでした。
確かに今までウェディングケーキのない結婚式に参加したことがありません。
結局ケーキに関しては、少し見栄えは気になりましたが、予算を考え最低ランクのものにしました。
演出について。
演出があれば、結婚式をより華やかに印象付け、ゲストを飽きさせないための工夫ができます。
定番であれば、ブーケトス、ケーキバイト、余興などですね。
私の場合は、挙式の際にブーケストーリー(ゲストに花を配り、新郎が集める演出)やオリーブ植樹の儀(オリーブに水をやる演出)をやることにしました。
緊張している会場の雰囲気が和やかなムードになればいいなと思ったからです。
演出は、工夫すればそんなに費用もかからないですし、ゲストを楽しませることができるのでおすすめです。
自分がどんな演出をしてみたいか、事前に考えておくとスムーズに打ち合わせが進みます。
引出物について。
引出物とはゲスト席に置いておき、持ち帰ってもらうギフトのことです。
引き出物+引き菓子+縁起物の3点セットが縁起が良いとされており、ご祝儀の約10%ほどを引き出物で還元します。(最近は縁起物がない場合も多いようです)
ゲストに品物を選んでもらうカタログギフトが定番ですね。
ギフトはあまりこだわりがなくても、選ぶのが大変でかなり労力を使ったので早めにやっておいたらよかったと後悔しました。
まず、カタログギフトにも種類がたくさんあり、ゲストの年齢層や性別、嗜好などに合わせて考える必要があります。
また費用について、ご祝儀の10%に収めるとなるとかなり寂しいものになってしまうので、予算アップも考える必要があります。
最近では、式場を通さずにギフトを宅配できる「ヒキタク」もあります。ギフトを式場に依頼すると割高になるため、式場に確認して利用可能なら検討するのもありです。サービス料・持ち込み料の節約になる場合があります。
(私の式場の場合は、初期の段階でギフトを式場に依頼する契約になっていたようで利用不可でした。)
私の場合は、他のことも同時進行であまり余裕がなかったので、急いで決めてしまったことを後悔しています。
ギフトはゲストに渡すものなので満足度にも直結します。余裕があるうちにどんなギフトにしたいか決め、カタログギフトの場合でも中身をチェックしておくことをおすすめします。
プチギフトについて。
プチギフトとは、新郎新婦がゲストをお見送りする際に渡す小さなお土産のことです。
ゲスト1人ひとりに直接お礼を言える良い機会になるので、ぜひ用意しておくと良いです。
予算は1人あたり数百円くらいです。
プチギフトは、定番ならお菓子、コロナ禍ではマスクやハンドジェルなど、会話のネタになるような少し変わった面白いもの、新郎新婦オリジナルのものを渡す方もいます。
式場で依頼すると割高になることが多いので、可能なら新郎新婦で個人的に用意することをお勧めします。
プチギフトはそんなに予算もかかりませんし、ゲストの顔を思い浮かべながら選ぶのも楽しいので、ぜひ息抜きに調べてみてください。
ペーパーアイテムについて。
ペーパーアイテムとは「席札・メニュー・席次プロフィール」などゲスト席に用意する案内用紙のことです。
コロナ禍ではマスクケースなどコロナ対策グッズも一緒に用意することもあります。
少しこだわってオリジナルのデザインや内容にすることで、ゲストの待ち時間の会話ネタにもなります。
式場に依頼することもできますし、よりこだわりたい場合は、手作り作家さんのサイトなど外部委託して持ち込むこともできます。
21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫ペーパーアイテムを決める時期ですが、個別の名前を記載することもあり、一度オーダーするとキャンセルができないので、印刷時間を考慮して1ヶ月前までには決めてほしいとのことでした。
ペーパーアイテムはテーブルに置くものなので単独で考えるのではなく、テーブルの装花やナプキンの色、会場の雰囲気を考慮しながら、全体に映える色や柄を選ぶと良いです。
結婚式準備の息抜きに、ぜひ自分が好きなデザインを探してみてください。
2ヶ月前の打ち合わせで大事なこと。
結婚式2ヶ月前に行われる式場との打ち合わせは最も重要で内容も濃く、自分たちの希望や理想の結婚式をしっかり式場側に伝える場になります。
打ち合わせは重要なことを短時間で決定していくので、気力と体力をとても使います。
パンフレットやホームページに掲載されている結婚式をイメージしていると、初期見積書の予算内では実現が難しいこともあります。
話し合いに疲れて、その場の雰囲気に流されたり投げやりになってしまわないよう、事前準備として大事なのは、以下の2点です。
①絶対にこだわりたいことを決めておく。
②予算の上限を決めておく。
打ち合わせの前にあらかじめ、絶対に譲れないやりたいことを決めておくと同時に、ずるずると料金を上げてしまわないように予算の限度額を決めておくことをおすすめします。
次の記事では結婚式2ヶ月前の打ち合わせで式場より依頼された、結婚式2ヶ月前〜1ヶ月前までにやっておくべきことを書きます。