災害に備え、最低限の防災対策を。
近年は災害が多く、最近は特に今住んでいる地域での地震が増えていて不安を感じています。
南海トラフ地震が、今後30年以内に発生する確率は70から80%。
この大規模地震は必ず繰り返し発生しており、東京・名古屋・大阪・福岡など全ての大都市に大きな被害を与えると言われています。
暗いニュースばかりで「そんなの言ってるだけでしょ」とつい耳を塞ぎたくなります。
もう勘弁してよと本当に思います。
でもこれは都市伝説でも単なる脅しでもなく、科学的に証明された事実なのだそうです。
何よりも大切にしている大好きな”日常”を守り抜くため、大切な家族と1日でも長く一緒にいるため、現実から目を背けず、来るべきその日に備えようと思います。
ただ日常を生きるのに必死で、後回しになりがちの防災対策ですが、少しずつできる範囲で手をつけていけたらいいなと思います。
【命を守る】防災リュックの中身。
まず真っ先にやるべき防災対策は、被災直後に命を守るための非常用持ち出しバッグを用意することです。
忙しくて時間がなくても、最低限持ち出したいグッズは詰めておきたい。
防災バッグは作ってみると意外に重かったです。本当に必要な物だけを厳選し、走って持ち運べる重さに調整する必要があると感じました。
また、旅行グッズとかぶっているモノは兼用すると保管場所の節約にもなります。
旅行で使いなれているモノなら避難先でも使いやすいはず。
普段使わない貴重品+小銭。
パスポートなど日常使いしない身分証や貴重品は防災バッグの中に入れておくようにしています。
現金は小銭を多めに5千円〜1万円程度、身分証明とともに入れています。
緊急時は、日常使う貴重品の入ったハンドバッグ(スマホ、財布、メガネ、生理用品など)も一緒に持って避難しようと思います。
1~2日分の食料品。
非常用バッグには1~2日分の食料を入れています。
長期保存の管理が楽で、手軽に食べられる食品を意識しています。
水は必須ですが、重いので500ml×2本です。
他にお気に入りの甘いお菓子などがあれば、不安が和らぎそうですね。
カロリーメイトは栄養バランスに優れ、保管するのも食べるのも楽なので入れています。
1~2日分の衛生用品。
1~2日分の身の回りの衛生用品を入れています。水が使えないことを想定して準備しています。
できるだけ手や体を清潔に保ちたいので、ウェットティッシュやボディシート、生理用品は多めに。
感染対策のアルコールとマスクも必要です。
おりものシートが下着が汚れずに済むのでかなり便利。
1~2日をしのげる生活用品。
最後に、災害の時に役立つ便利グッズを用意しました。
普段は旅行の際に使っている旅行セットを防災バッグに入れて兼用しています。
災害時に真っ先に困るのはスマホの充電なので、充電ができるラジオを入れています。
【生活を守る】1週間分の食料等の備え。
命が助かった後、被災後に支援物資が届くまで生き延びるための対策も必要です。
家が無事でも、物流・水道・電気・ガスなどのインフラが止まる可能性があるからです。
1週間分の食料。
レトルト食品など家族が1週間生き延びられる食料を備えるようにしています。
普段使っているものを少し多めに買っておき、使ったら買い足す(ローリングストック)ようにしています。
賞味期限を確認する手間が不要なばかりか、普段の生活においても、常にストックがある状態のため、うっかり在庫がなくて買いに走る心配がないので便利です。
普段から食べているものなら被災時も安心できる。
関連記事:【防災対策】防災食選びのコツ。コスパよく楽に管理し、栄養バランスも整えるには。
1人当たり1日3ℓの飲料水もストックしています。
1週間分の衛生用品。
1週間断水しても耐えられる量の衛生用品をローリングストックして用意しています。
少しでも被災時のストレスを減らすため、手厚く多めに用意することを心がけています。
必ず家に2つ以上は在庫がある状態。
簡易トイレ 50回分 半永久保存 シート 防災 トイレ [1回あたり60円の防災トイレ シートイレ 50回分] 防災グッズ 非常用トイレ 携帯トイレ 送料無料 簡易 防災 携帯 アウトドア キャンプ 非常用 吸水 断水 トイレ
その他の便利な防災グッズ。
さらに、被災時にあると便利な防災グッズを用意しています。
費用やスペースの問題でなかなか手を出せないものもありますが、できるところから徐々にそろえていくようにしています。
いますぐ購入が難しいものは代用できるものを家の中で探しました。
百均の防災コーナーに立ち寄るだけでもかなりゲットできます。
【資産を守る】家財の耐震対策。
転倒防止に棚やテレビを固定。
テレビや冷蔵庫などの大型家具は地震で倒れないように固定するようにしています。
食器の収納&耐震マットの設置。
陶器の食器は目線の高さに置かず、扉のある下の棚に収納するようにしています。
落ちてきて頭に当たったり、割れた破片が目に入ったりしないためです。
毎日使う食器は手の届きやすい目線の高さに置きがち泣。
花瓶など置いてあるだけのワレモノの下には耐震マットを敷くようにしています。
これが意外と強力で優れものです。水に濡らすと埃なども取れて再生します。
百均にも売ってます!
地震保険は賃貸なら不要な場合が多い。
我が家の場合は、建物に関しては賃貸なので地震保険は不要です。(建物自体の所有者は大家さんなので)
家財に関しては壊れたら買い直しできるだけの貯金をする方が安いと考えています。
生活防衛費はしっかり貯めておく!
家を借りるときは耐震対策を見る!
参考にした記事:【十分な補償?】保険の役割と地震保険の必要性の考え方を解説
子連れの防災対策グッズリスト。
一時避難はマザーズバッグを使う。
一時避難の際には普段使っているマザーズバッグが最適です。
子供を連れて1日を乗り切るグッズが普段から全て用意してあり、常時中身の見直しもしていますよね。
防災対策としてミルクやおむつ、離乳食など消耗品を少し多めに。
離乳食など消耗品はローリングストック。
大人と同様に、消耗品は1週間分をローリングストックしています。
特に子供に合ったおむつや離乳食などは不足する可能性が高いため多めに用意しています。
被災時に冷凍の離乳食ストックは使えない!
普段からベビーフードに慣れておくの大事!
お尻拭きは手や体も拭けるし、大人も使えるから買い置きして損はない。
関連記事:【 乳児と旅行】 0歳児と飛行機で帰省。持ち物やホテルでの様子、離乳食など。
【液体ミルク】ほほえみのアタッチメントがリニューアル。単品で売ってない。新旧の互換性がないので代用方法。
防災グッズは旅行グッズと兼用がおすすめ。
我が家では防災バッグの中に旅行セットを入れ、旅行毎にグッズの見直しをしています。
旅行バッグ ≒ 防災バッグにしてる!
無駄に場所を取らないのでおすすめ!
防災グッズは旅行グッズとかぶっていることが多いので、、旅行のたびに古いグッズから使用・処分していくと効率がいいです。
特に成長の早い子供がいる家庭はおすすめ!
お盆と年末年始に帰省するなら、半年に一回は見直せる。
時間に余裕がないとなかなか後回しになってしまう防災対策。
いざというときに後悔しないため、できるところから少しずつ手をつけていきたいですね。
最後までお読みただきありがとうございました。
他の記事:【防災対策】防災食選びのコツ。コスパよく楽に管理し、栄養バランスも整えるには。