結婚式1ヶ月前にやること。
お内金&費用全額の支払について。
結婚式1ヶ月前までに費用の半額(お内金)、2週間前までに残り全額の支払いがありました。
私たちの場合、お内金は見積総額のうちの半額だったので、ある程度まとまったお金をこの時期までに用意しておく必要があります。
金融機関によって振込上限額が設定されていると思うので、上限を外すか数回に分けて振り込みをしないといけないので少々面倒でした。
また結婚式が延期になった場合は、返金してもらえず次回の費用に当てるということだったので、結婚式を中止にしないかぎり戻ってこないと考えた方がいいです。
人生で初めての高額の振り込みは緊張しました笑。
車も家も買ったことがないですからね。クレジットカードで払える式場ならポイントが付くのでお得だったなと思いました。
見積全体の見直しについて。
結婚式見積書を内金支払のために仮確定したので、ついでに費用全体の見直しを行いました。
なるべく費用を気にせず自分達の理想通りになるよう意識してきましたが、1ヶ月前の段階で改めて費用全体を冷静に見つめ直し、削ってもいいところを調整していきます。
結婚式の費用は契約当初の見積書から絶対に高くなると言われますが、実際にその通りです。
私たちの場合、仮の見積書は初期より100万ほど上がっていました笑。
一番跳ね上がったのはやはり衣装と料理です。
グレードを上げすぎているものはランクを落とし、どうしてもこだわりたい部分だけ残しました。
また、小道具など式場に依頼すると全てサービス料として必ず10%取られてしまうので、自分で用意できるものは自分で用意しました。
私たちの場合ですが、見積書の見直しをしたところ、初期見積書より50万高くなるくらいの金額で落ち着きました。
ゲスト人数の確定について。
招待状の提出期限が1ヶ月前だったので、正確なゲストの人数を確定させました。
出席の返事をしてくれたゲストには、宿泊や美容着付の要否を確認し、受付や乾杯の挨拶、スピーチや余興をお願いするゲストも確定させます。
またゲストのフルネームや住所、肩書き、アレルギー等の入力が間違っていないか確認します。
新郎のゲストに関しては、新郎しかわからない部分もあるので協力が必要です。
私たちの場合は、結婚式場のサイトにゲストに関する情報を入力するページがありました。
ゲスト同士の席の位置も決めていきます。
結婚式約1ヶ月前には自分たちで自由に操作できなくなるので、ゲストに関する情報に関してこの時期までに確定させる必要があります。
司会者との打ち合わせ。
結婚式1ヶ月ほど前に司会者さん(女性)との打ち合わせをzoomで1時間程度行いました。
打ち合わせは当日の挙式・披露宴の進行を順に確認していくという簡単なものでした。
また、事前に式場に提出したプロフィール資料をもとに、披露宴の最初に読み上げる新郎・新婦・2人の紹介原稿を後日作成していただきました。
本当に1時間で済むのか、もっと綿密な打ち合わせが必要なのではないかと思っていましたが、
結婚式の司会進行はある程度、形が決まっているようで、よっぽど特別なオリジナル演出などがない限り、司会者さんとの打ち合わせは「顔合わせ」のような意味合いが強いのかもしれません。
担当の司会者さんはとても慣れていらっしゃる方のようで、当日はなんら滞りなく進行していただきました。
場の空気を読み、綺麗な言葉遣いや合いの手を挟み、ハプニングへの対応、時間調整配分など、お仕事ぶりにとても感心しました。
花嫁の手紙を書き始める。
1ヶ月前には花嫁の手紙を書き始めました。
花嫁の手紙の作成には意外と時間がかかると聞いたからです。この判断、大正解でした。
その後だらだらと1ヶ月かけ、前々日くらいまで書き続けることになりました笑。
「機会があれば言おう」と思っていたことはたくさんあって、直前に手をつけていてはとても時間が足りず、うまくまとめることができなかったと思います。
何度も練り直して時間をかけたおかげで満足できる内容にしあがりました。
1ヶ月前ではまだ感情的移入できないかもしれませんが、言いたいことをざっくばらんに書き出しておいたり、構成をふわっと考えておくだけでも仕上がりが全然違うと思います。
なかなか面倒で後回しになりがちですが、ぜひ早く書き始めることをおすすめします。
結婚式スランプについて。
結婚式まで残り1ヶ月を過ぎた頃、実は少しスランプ状態に陥りました。
結婚式2〜1ヶ月前はやることが一気に増えて、まるで仕事をもう一つ掛け持ちしてるみたいでした。
また、式場が意外に何もやってくれないんですね笑。式場にとってはあくまでも会場を貸し、当日の進行が滞りなく進めればそれでいいんです。
当日以外のグッズの用意、ゲストへの手配など「あ、それもこっちで用意するんだ・・・」みたいなことがたくさんあります。なんのためのサービス料なの!?
今までの人生で経験したことのない特殊な状況が続くので、あまりにも結婚式のことばかり考えすぎると疲れてしまうんですね。
結婚式準備に疲れる原因。
短期間で重要な決断が続く。
結婚式では大きなお金が動き、ゲストにも気を使う必要があり、短期間のうちに重大なことをたくさん決めなければならないんです。
はたから見るととても幸せな悩みに感じるかもしれませんが、当事者にとってはかなり神経を使う状態が1ヶ月半くらい続きます。
「自分でやりたいからやるんでしょ?」「嫌ならやらなければいいじゃない?」なんて言われた暁には、もう何もかも全部投げ出したくなります笑。
かといってもう結婚式は目の前に迫っていて、投げ出すことなんてとてもできません。
夫が動かない&協力しない。
結婚式準備において、新婦が新郎に不満を抱くのはよくある話みたいですね笑。
夫は最初から結婚式に関して特にこだわりや思い入れがなく、全面的に私の好きにしていいと言っていました。
また細かい事務作業がとても苦手で、お尻に火がつかないとやらない性格なこともあり、結婚式準備のほとんどを新婦が担当していました。
自分の自由に決めることができてよかったのですが、裏を返せば、夫は全くなんにもしないという状況でした。
結婚式準備が続いて精神的にかなり参ってしまっている時に、
夫側のゲストに関することや、夫がこだわっている音楽BGMの用意など、
夫にしかできない作業については何日も前からお願いしているのに、締切ギリギリまで手をつけないでいられると「それくらいちゃんとやってよ!」とキレそうになりました笑。
また自分が数時間かけて悩んで考えたことを一言で否定されるとやはり腹が立ちました。否定するなら代案を考えてよ!と思いました。
夫の態度は結婚式準備当初からずっと変わっていないのですが、自分が精神的に参ってしまい、それを許容できる余裕がなくなってしまったんですね。
Instagramで他人と比べすぎる。
Instagramには過去の花嫁さんの素敵な飾り付けやDIYが「これでもか!」というくらい上がっています。
私はそれらを見すぎて、あれくらい頑張らなくてはいけない!と思ってしまったんですね。
でもInstagramに上げている方って、普段から手作業やDIYが上手で好きでやっていて、いわば特殊な方だったりするんです。
式場やメディアも特別だから注目して取り上げているわけです。
私だって手作業は好きですが、あれほどまで結婚式にこだわりもないしキャパも少ないし、所詮「一般People」なわけで同じくらい頑張れるわけじゃないんです。
特に前例の少ないコロナ対策については、マスクを配ったり消毒液を置いたりしましたが、式場側で用意もありますし、やりすぎだったかなと思います。
ウェルカムスペースも、Instagramの方の飾り付けを意識しすぎて、「あれ?こんなの自分好きだったかな?」と思いましたし、本来の自分らしさを出せなかったかなと少し後悔しています。
せっかくの一生に一度の自分たちのための結婚式、他の方と比べ振り回されすぎることなく、時間とお金と労力を必要以上にかけすぎず、自分のペースで結婚式準備を進めてほしいです。
準備に疲れた時の対処法。
仕事でもなんでもそうですが、頑張ったら頑張った分だけ良い結果が出るわけではないんです。
お金が多少かかってもいいから、外注できるところは外注する。
完璧を目指しすぎず、結婚式準備を楽しめなくなったら一回離れて休憩する。
私は友人の結婚式がちょうどこの時期にあったので息抜きになりました。
一生に一度の結婚式、高額な費用に見合うようにと自分にプレッシャーをかけて、いろいろ頑張りすぎて辛くなってしまうことがあるかもしれません。
でも結婚式の目的は自分が楽しむためにあるのだから、あまり自分を追い込まないようにしてくださいね。
どうか頑張りすぎず、手を抜けるところは抜いて、自分らしく準備を進めてください。
次の記事:【結婚式準備⑥】[2週間前]お車代、ウェルカムスペース、撮影指示、シェービング、花嫁の手紙。